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BMW RSモーターサイクルを通じてつながった紳士&淑女たち。

千石清一

No.00 千石 清一 BMW R100RS

■千石清一(プロフィール)

1947年生まれ、兵庫県出身。
1972年:レースをはじめる。
1977年:Zパーツ設立。
1978年:世界選手権鈴鹿8時間耐久ロードレースを第1回目から出場。
1986年:島田紳助とともに「チーム・シンスケ」を結成。
1988年:千石清一がモデルとなった島田紳助著書「風よ鈴鹿へ」が出版。その後ドラマ化される。
1991年:現役引退。
1992年:世界初 、FIM公認鈴鹿サーキットマーシャルライダー(HONDA NR750)。
2003年:マーシャルライダー引退。
現在、Zパーツ、神戸ライダースクラブ株式会社 代表取締役。チーム・シンスケ 代表。神戸RSクラブ代表。その他、鈴鹿サーキットレーシングスクール講師を務める。神戸ライダースクラブ:http://www.rckobe.com

■現在のバイク
BMW R100RS

■BMWボクサーエンジンとの出会い

マルチエンジンからシングルまで、これまで沢山のバイクに乗ってきましたが、その中でもBMW、とりわけOHVボクサーエンジンのバイクは特別な想いのあるバイクです。

ボクサーエンジンとの出会いは、今から約35年前。当時、市販モデル初となるフルカウルを纏ったR100RS(ツインサスモデル)を購入。確か200万円程したと思います。

その美しいスタイルに惚れ込み購入。そして初めてこのバイクで走った時の印象は?

「えらいもの買ってもうたな!」でした。

アクセルをあけると車体全体が大きく右に振られ、右コーナーはニュートラルに立ちあがるものの、左コーナーではアンダーステアになりがちなこのバイクの特性に、マルチエンジンに慣れた私の体は、違和感を感じ、驚きを隠せませんでした。

ところがどうでしょう。このバイクは、コーナーでしっかりとアクセルを回してあげると、まるでジェットコースターがレールの上を走り抜けるかのように、安定して曲がっていくのです。

多くのBMWオーナーが、ゆっくりのんびり走ることが当たり前だった時代、「BMWボクサーエンジンの本当の魅力は、高回転まで回すことで顔を出すんだ」と、体で知ったその喜びの瞬間を、昨日のことのように思い出します。

ボクサーエンジン特有のジャイロ効果を生み出すことで、フロントやリアの路面接地感が格段にあがり、路面をしっかりとグリップしたまま安定してコーナリングしていく。

とにかく楽しくて楽しくて。

BMW R80(改)で鈴鹿8耐レースに参戦する千石清一

ボクサーエンジンに惚れ込んだ私は、1983年・1984年と、鈴鹿8時間耐久レースに、ミントレーシングとしてBMW R80(改)で参戦。勿論、私の強い意向でBMWでの参戦が実現できました。

このレースでの感想は、「こんなに“楽(らく)”で、“楽しい”耐久レースはない!」でした。

当時、最高速260km~300kmで走るマルチエンジン勢の中、私達のチームのBMWマシンでは、どれだけチューニングを施しても、最高速は、せいぜい220km~230kmぐらい。ストレートでは他のチームマシンにどんどん離されていくものの、コーナーでは、BMWの圧倒的なコーナリング性能ですぐに追いつく。・・・またストレートで離されるも次のコーナーで追いつく。

その時に感じました。

「このバイク、うまく乗りこなせば、これ以上に楽しい乗り物はないんじゃないか!」と。

これまで、国内外の多くのバイク、BMWのマシンはKシリーズやRシリ-ズをはじめ歴代すべての車種に乗ってきました。

最新のBMWも好きですが、車体重量の軽いOHV時代のボクサーエンジンが一番好きですね。車庫からの出し入れや、Uターン、信号待ちなど、走っている時だけではなく、そういった一連の動作の中に、バイクとの一体感が生まれやすい素晴らしいバイクだと思います。

千石清一がBMW R100RSの整備をする

その後、今でも乗り続けている、モノサスのR100RSに乗り換えたのですが、これもまた極上のバイクです。

ツインサスに比べ、カタログスペックでは10馬力パ ワーダウンしていますが、18インチにインチダウンしたホイールサイズから得られる軽快なハンドリング。そしてエンジンでは、フライホイルが小さく軽くなり、低回転から高回転までストレスなく回せるエンジ ンに改良されたことで、よりパワフルに、そしてさらに快適なバイクに生まれ変わりました。

「マシンは馬力ではなく、トルクフィーリングが重要なんだ」と、このバイクから教わった気がします。

BMWのボクサーエンジンは、買ってはじめの1kmを走って「えらいもん買ってもうた!」と悩み、10km走って「次第に体が慣れ始め」、100km走って「どんどん、はまっていく!」バイクです。

このバイクやエンジンの魅力を、多くの人達に感じて欲しいですね。

■あなたにとってバイクとは?

バイクに乗る時は、いつも青春。

今となっては私の人生のすべて。

唯一、裏切らない癒し系の友人です。

だから、バイクはいつも綺麗にピアピカに磨いていたい。

汚れて、ほおっておくとバイクに裏切られ(転倒など・・・)てしまうから。

千石清一と2台のBMW R100RS

千石清一さんが全国から集めたグッドコンディションの バイクが選べるお店です。BMW-OHV系ボクサー エンジンを中心とした、プロもうなるバイク専門店。

クラブ代表:千石 清一

千石清一